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サステナビリティ
LC Colorは、液晶用二色性色素に分類され、化学構造上に異方性を有し、液晶に溶かして液晶でスイッチングし、吸光特性を制御することで、スマートウィンドウ用途などにおいて、光量の制御まで出来るようになる機能性色素です。
三井化学ファイン株式会社では、三井化学グループの機能性色素(二色性色素)事業譲受により、主にモノクロディスプレイ用途に二色性色素を販売して参りました。当社は、世界的に主要な二色性色素メーカーの一つで、数十年に渡る多くの企業の採用実績があります。
協力会社
液晶と共に使うことを前提に、液晶相溶性を高くし、かつ、その化学構造上に2つの吸収軸を有するよう設計しております。その2つの吸収軸は、1)液晶に溶かして通電オンオフで強弱を制御して光の透過率を変化させたり、2)フィルム上に同じ方向に並べ偏光板として機能することに活用されます。
活用例
通電により、散乱と透過状態を切り替えられるこのフィルムは、古くから視線を遮る間仕切り等で使われ、近年では自動車用ウィンドウフィルムとしての搭載が進んでいます。
当社は、その化学構造から高耐候性が期待されるアントラキノン色素などを所有し、液晶中にこのLC Colorを更に添加することにより、光量の制御までも可能となることから、自動車向けを中心に評価を戴いております。
TN/STNモノクロ液晶に添加して、色素で補色を吸収することにより、明暗差(コントラスト比)を上げて視認性を高めることができます。従来の主要用途ですが、各種技術革新により、その規模は縮小しています。
高温域での使用や真空プロセスでの成型など、ヨウ素偏光板では対応できないシチュエーション向けの染料系偏光板の一種です。当社品は親油性色素であり、ヨウ素偏光板の製造プロセスへの適合はできません。
GH液晶タイプの液晶性調光サングラスに活用することが出来ます。調光サングラスというと、フォトクロミックのメガネレンズ*のものが主流ではありますが、アナログ調光デバイスかつ、特に戻りの応答性が相対的に遅いのに対し、デジタル駆動であり、ソーラーセンサなど他の機構との親和性が高いこと、かつ応答性が早いことが特徴です。
* 当社の親会社の三井化学において、Sunsensors™としてブランド展開。メガネ加工への適合性はフォトクロミックレンズの方が高く、当方はデジタルガジェットいった特色が強いです。
応答速度の迅速化、微細化等を目的として、メカニカルシャッターの代替で検討されています。
詳細につきましては、「お問い合わせフォーム」よりお問い合わせください。
スマートウィンドウ(液晶性調光フィルム)、モノクロ液晶ディスプレイ、偏光板、液晶性瞬間調光サングラス、液晶シャッター等